本日のWORK ヤマハKTダイレクトからクラッチセル付きに変更

最近、当店HPの検索数が多い内容でもあります YAMAHA KT100SDダイレクト(押し掛け)をSEC(クラッチ付き、セルスタート)にコンバージョン変更
少し詳しめに記事してみました。
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まずはドライブ側、ダイレクト用スプロケットを取り外し、今回はSLクラッチ(旧型)の取り付け
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ちなみに外品でCRGジャパンさんよりITALSPORT RED CLUTCH(イタルスポーツ レッドクラッチ)価格38000円(税抜き)と言うのもポン付けで取り付けが可能です。当店のレンタルカートにも使用中・・・但しレースには規定上使用出来ませんが
今回の作業ではSLクラッチ08(旧型 SLレース使用可能)を使用しましたが、メリットはダイレクトクランクにポン付けで取り付けが可能と安価で変更出来るが、私の考えではありますが、耐久性にやや弱い、シャフトが緩みやすい、シ―ガ―リングが飛びやすい等のデメリットもあります。
現在のSLクラッチ09はクランクシャフト自体が太く長くなっている為、重いクラッチボデーをしっかり支えています。但しクランク交換が必要となります。

続きスターター側(イグ二ッションシステム側)にYAMAHAから純正オプションで販売されているセルキットパーツ価格69000円(税抜き)の取り付け
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旧型のダイレクトエンジンの場合イグニッションローターにリングギアが、はまらない為(ステー取り付け部の径が異なる)変更が必要となります。
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その他、エンジン始動方法にはリコイルや外部エンジンスターター バッテリー別売 (栄光さんから販売)54000円(税抜き)・・・自作で作られる方も居てはります。
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お安く作るにはリコイルですが、一度エンジンがグズルとなかなかエンジン始動が出来ない又ひもがキレたり、巻き戻しがあまくなったりとあまりお勧めは出来ません。
当店のレンタルカートは外部エンジンスターターを使用しています。・・・複数のレンタルカートがある為、個々のエンジンにセルキットパーツを付けるとコストが↑(笑~い)
又SLレース規定では最低重量の関係で中学3年生以上はSLクラッチだけの装着が可能となっています。